隅田川に育まれた下町の粋と情緒が息づく街。
都内最古のお寺といわれる浅草寺の門前町で、江戸庶民に娯楽を提供する街として発展。明治維新後は下町の中心として賑いを見せ、現在は世界的観光地として人気を博しています。
潤いと文化・芸術が心に豊かさを届けてくれる街。
上野恩賜公園には緑と水が潤い、美術館・博物館・動物園などの文化・芸術施設が点在。駅の東側は活気あふれる商業エリアが形成され、アメ横などに大勢の人が訪れています。
140ものお寺が集まる歴史息づく地、西浅草寺町。
「上野」と「浅草」を結ぶ浅草通りの南北に広がっている西浅草寺町。この街の歴史は古く、江戸時代の1657年に発生した明暦の大火の際に、湯島や神田の寺院が移転してきたのが起源となっています。大都会「東京」の、それも都心に近接した場所でありながら、しっとりとした情緒を息づかせる街が、広範囲に残っていることに、小さな感動を覚える方も多いことでしょう。
都心に近い創造的な場所として、クリエイターやアーティストが集まり、ファッショナブルな街に生まれ変わった「御徒町・蔵前」。
小規模な工場で手作業により工業製品などをつくる職人の街として知られていた「御徒町・蔵前」。そうした人たちの仕事場や倉庫・店舗、廃校などを若いクリエイターやアーティストなどに再利用してもらい、街の活性化をめざしました。その結果、モノづくりの気風と若い世代の感性が見事に融合し、ファッショナブルな街として生まれ変わりました。親しみを込めて“徒蔵(カチクラ)”と呼ばれ、発展を続けています。