ご挨拶
Purpose及びVisionを新たに策定
21世紀を代表する不動産会社を創る
平素よりステークホルダーの皆様には格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は創業以来、不動産によってご購入者様の生活を豊かにし、社会に貢献することを使命とし、東京23区、最寄駅徒歩10分圏内を中心に自社ブランドの新築マンションGENOVIAシリーズを供給してまいりました。
2022年10月期においては、グループ会社が2社増え、当社グループは7社となりました。また、創業以来、新築マンションの供給エリアを東京23区中心としてきましたが、1都3県までエリアを広げ、築浅の中古マンションも手掛けることといたしました。
創業から第18期を迎え、当社グループは、事業規模の拡大や事業の多角化等を図り、業績を拡大しております。事業規模拡大及び多角化においては、優秀な人財の確保が必要不可欠であり、これまで主としてきた新卒採用に加え、仕入のプロ等の中途採用も積極化しており、社員数が大幅に増加いたしました。10年以上一緒に働いている社員もいれば、1年目、2年目の社員も在籍しています。
そのため、当社が今後も持続的に成長するには、全社一丸となり、当社が自信をもって行っている事業の意義、すなわち存在意義や今後の目指すべきステージをあらためて明確化する必要があると考えました。
そこで、新たにPurposeとして「不動産を安心と信頼のできる財産としてグローバルに提供し、社会に貢献する」という存在意義を定め、創業当初から変わらず不動産をグローバルに提供し、社会に貢献していくことを明確化いたしました。また、社員には、「当社事業が社会貢献となっている」という自信をもってもらい、自らの生活も豊かになってもらいたいと考えております。
また、Visionとして2030年までに「21世紀を代表する不動産会社を創る」という長期ビジョンを定めました。
この「21世紀を代表する不動産会社を創る」というビジョンは、大企業と言われる不動産会社に追いつき・追い越すという大きなビジョンとなります。20年前も10年前も現在も、不動産会社の時価総額ランキングはこのような大企業がランキング上位を占めております。当社がこの長年変わらないランキングの上位に入ることで、21世紀を代表する不動産会社になるというビジョンをもって事業拡大をしていきたいと考えております。
このビジョンに向けて、既存事業及び新規事業の拡大により、年平均成長率30%~40%の増収増益により、2030年10月期の決算発表までに売上高6,000億円、営業利益600億円を達成いたします。
特に、REIT事業の推進等による販売チャネルの増加やM&Aによる事業シナジーを生み出すことが必要であると考えております。
また、当社グループがこれまで成長してこれたのは、社員のおかげであり、成長の源泉は人財です。このビジョンを達成するには、Purpose及びVisionに共感していただく多くの社員の存在が必要不可欠です。そのため、有望な社員が生き生きと自信をもって、長期的に働ける環境整備が必要であり、その環境を実現いたします。
さらに、事業拡大に大切な要素として、サステナビリティがございます。働きやすい職場環境の整備に加え、環境や社会課題に対応した経営を行うことで、取引先や社員などの全てのステークホルダーから当社を選んでいただくことが可能で、長期的な成長ができると確信しております。サステナビリティに対しても積極的に推進することで、持続的に成長し、「21世紀を代表する会社を創る」を実現してまいります。
引き続きより一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2023年1月吉日