株主・投資家の皆様へ

ご挨拶

2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、お亡くなりになられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被害にあわれた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

平素よりステークホルダーの皆様には格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は創業以来、不動産によってご購入者様の生活を豊かにし、社会に貢献することを使命とし、東京23区、最寄駅徒歩10分圏内を中心に、自社ブランドマンションGENOVIAシリーズを供給しており、供給実績は前期末で163棟となります。

2023年10月期は、株式会社グッドコムアセット投資顧問にて、REIT事業の開始に必要な許認可を取得するとともに、1都3県における仕入を強化いたしました。
2024年10月期においては、前期の結果を真摯に受け止め、原点に立ち返り、国内外の個人投資家への販売や法人へ1棟単位での販売など、当社独自の多様な販売チャネルを最大限活用し、必ず業績を達成いたします。
また、私募ファンドの組成は、100億円規模で組成し、順次私募ファンドの組成を進めてまいります。将来的には私募REITを組成し、安定的な収益貢献としてストックビジネスを拡大してまいります。

当社グループは、Visionとして2030年までに「21世紀を代表する不動産会社を創る」という長期ビジョンを定めております。
この「21世紀を代表する不動産会社を創る」というビジョンは、当社が不動産会社の時価総額ランキングの上位に入ることで、21世紀を代表する不動産会社になることを目指しております。
このビジョンに向けて、既存事業及び新規事業の拡大により、年平均成長率30%~40%の増収増益により、2030年10月期の決算発表までに売上高6,000億円、営業利益600億円を達成いたします。
特に、REIT事業の推進等による販売チャネルの増加やM&Aによる事業の多角化などが必要であると考えております。

また、業績拡大・企業価値向上においては、サステナビリティの推進が不可欠となります。
Purpose及びVisionに共感する多くの社員が生き生きと自信をもって、長期的に働ける環境が必要不可欠であり、引き続き環境整備を推進してまいります。加えて、様々な環境や社会課題に対応した経営を行うことで、長期的な成長ができると確信しております。サステナビリティに対しても積極的に推進することで、持続的に成長し、「21世紀を代表する不動産会社を創る」を実現し、ステークホルダーの皆様の期待に応えてまいります。

引き続きより一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2024年1月吉日

代表取締役社長 長嶋義和